9月25日〜27日の3日間、インテックス大阪で開催されたスマートグリッドEXPOに出展いたしました。
「スマートグリッドEXPO」は次世代の電力システムに関する技術や設備が出展する展示会で、私たちも再エネのさらなる導入や、より効率的な利用に役立つしくみを提供する新しいサービスをご紹介してまいりました。
当日は新電力No.1のエネットさんと共同のブースでご案内いたしましたが、想定以上にたくさんの方にお越しいただきました。
かなり混み合いましたので、お越しいただいた皆さまに充分ご説明ができなかったかもしれません。ここで少し当日のご案内内容をご紹介します。
・PPAプラットフォーム
太陽光発電は「全量売電」から「自家消費」へシフトしつつありますが、自家消費太陽光をさらに促進できるとして“PPA”という事業モデルが注目されています。第三者が発電設備を所有・設置し、屋根下の需要家へ発電した電力を販売して投資回収するモデルです。
しかし資金調達から部材調達・建設や保守管理、さらには電気代の計測や請求、徴収など、煩雑な機能・役割を構築する必要があるため、参入は簡単ではありません。
そうしたPPAのベースとなる機能・役割を提供するのが私たちの提供する「PPAプラットフォーム」です。足りない機能や役割だけご利用いただくことも、ワンストップでご提供することも可能ですので、PPAモデル事業への参入を容易にします。
・卒FIT Plus
今年の11月からFITを卒業するご家庭がではじめます。それらのご家庭の余剰電力を買い取るのが「卒FIT Plus」です。
NTTスマイルエナジーが卒FIT家庭の余剰電力を集め、エネットへ取り次ぎ、エネットがCO2排出量ゼロの電気を求める需要家さまへ販売します。
エネット、NTTスマイルエナジー両社が展示会内のセミナープログラムで講演を行ったこともあり、熱心にご質問いただく方も多くいらっしゃいました。あってほしい機能やサービスについてのご意見も多くいただき、大変充実した3日間となりました。
セミナープログラムでは、当社代表取締役社長の小鶴より「太陽光発電システムの普及への新たなビジネスモデル」と題して講演をいたしました。
講演では、NTTスマイルエナジーがこれまで取り組んできた「エコめがね事業(太陽光設備の遠隔監視)」「学校向け太陽光無償設置プロジェクト」を引き続き推進していくことや、自家消費市場に向けた
・ちくでんエコめがね、自家消費エコめがね
・エコめがね卒FIT Plus
・企業向けPPA
・蓄電池・EVを活用したCO2削減・エネルギー自給率向上トライアル
等に関する取り組みを紹介しました。
NTTスマイルエナジーは、これらの取り組みを通じて“持続可能で地産地消型のエネルギー社会”をめざし、パリ協定に貢献していきます。